昔から「犬は人につき猫は家につく」と言われます。
猫よけをする際に絶対に無視できないのが、猫独特の習性である「テリトリー意識」です。
猫は日常生活のなかで、餌場、トイレ、昼寝、など場所を決めて一定のルート上で行動します 自分のテリトリーを主張するために、尿をかける行為(マーキング)はよく知られています。
よく、こういったことを聞きます。
「芝をはったところ糞をされるようになった。
だから、猫は芝は好きなんだ」 「家庭菜園用のふかふかの土に糞をされた。
だから、猫はふかふかの土がすきなんだ」 この考えは、必ずしも間違いではありません。
そういった傾向は確かにあります。
でも、 「芝に糞をされるのでコンクリートにしたが、まだ糞をやめない」 「土の上に置いた猫よけのトゲトゲの上、そしてそれをどかしてまで糞をしていた・・・」 こうった事例も、まったく珍しくありません。
ひどい場合は、車の屋根やボンネットに、家の屋根まで、糞尿をされるケースもあるほどです。
つまり、猫はその場所の「“柔らかい”や“芝”などの状態が好きだから」糞をするというより、「その場所をトイレと決めているから」糞をする傾向が非常に強いのです。
とにかく猫の「場所に対する執着心」は想像以上。
追い払っても、追い払ってももどってきてしまいます。